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人に何かを教える時に正論はいらない。

      2015/10/18

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seiron

教師じゃなくても、講師じゃなくても、誰にでも

誰かに何かを教えることってありますよね?

 

子供でも大人でも遊びや仕事でなにかを教えるタイミングって、無い人はいないんじゃないかってぐらい。

 

特に年齢を重ねていくとその回数もドンドン増えていきます。

後輩や部下ができてくるから何かを教える側に多くたつということ。

 

で、その時に大抵の人がやってしまうNGなことがあるんです。

そのお話し。

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何かを教える時に正論はいらない!言う必要無し!

 

正論を言っちゃう人って教えるのが下手な人です。

教える時も注意する時もそうですが、

正論を言うってことは一見間違ってないですね。

だってそれが正解だしそれを伝えてあげなきゃ!って。

 

大きな間違いですそれ。

 

言われる側になって考えてみると良くわかりますが、

正論言われてもむかつくだけなんですよね。

聞く耳持たなくなっちゃうんですよ。

 

それで納得して改善してくれる人も中にはいます。

でもそれってあなたの教え方がうまいんじゃなくて、聞いてる人が優秀なだけなんです。

 

心では「ああ、この人はこんな言い方しかできないんだ。しょうがないから合わせてやるか」と馬鹿にされてますよ。

 

一回聞く耳持たなくなっちゃうと上手くかわされて改善なんてしやしません。

だから人に何かを教える時は正論NG。

 

教える人が上手い人の特徴として、

・面白く言う

・難しく言わない

・優しい

これ共通してます。

 

かくいう私も教えるの上手じゃないけど(笑)

でも今までの人生で出会った教えるのが上手い人は絶対共通してました。

 

中には毒を吐く人もいますし、言い方がきつい人もいました。

でもスっと教えられたことが頭に入ってくるんです。

それは毒を吐こうが言い方がきつかろうが

嫌味がないってことが最重要なんです。

 

これ芯の意味が分かる人いるかなー

嫌じゃないんですよ。

例えば「○○ってホント仕事下手だな~コレはこうやるんだよ・・・~」

なんて同じ内容のことも、

教えるのが上手い人と下手な人が言うと全く違った印象になるんです。

それは上記の3つを持ってるか持ってないかなんですよね。

 

教えるのが下手な人は難しい言葉を入れて正論ぶつけちゃいます。

いや間違ってないよ。むしろ正解。

でも教えるという立場から考えるとめっちゃ間違ってます。

肝心の聞く人間に、心に届かなかったら意味無いわけで。

 

・楽しい雰囲気、話し方で聞く耳を持たせる。

・難しい言い方はしない。そこで考えをストップさせない。

・優しい。嫌味が無い。質問など返せる雰囲気を持つ。

 

これを持って教えてあげればかなり効果があると思います。

私もこんな風に説明されたら聞き入っちゃいますし、ちょっと説明間違ってたくらいじゃ納得しちゃうし、質問もしやすいし。

逆にいくら正解の事を言われても正論ばっかりだと、

例えば私は「んだとう」と考えちゃって耳に入ってこなくなるひねくれ根性が出ちゃいます。

 

後は小さい所では説明が必要以上に細かい人もきついですよね。

「これはこうだからこうなるんだ。だからこうしたほうがいいよ!」みたいな。

難しい言い方をしないって所と似てますが、なるべく簡潔に思い切ってバッサリ言葉を切って伝えちゃいましょ。

そっちのがストレートに伝わります。

言葉を多くすればするほど本当に伝えたいことが霞んできてしまうので。

 

以上です。

 - 日々思ったあれこれ