【メンテが大事】レザーをカビやシミ、汚れから守る手入れ方法!
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2015/10/19
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危ない!
危ないよ!!
せ~っかく高い金出して買ったレザーアイテムに
気づいたら「あれ変なボツボツが・・・」
ってかくっさ!
何コレ気分悪くなってくるわ!
いやいやくっさ!!!
そう。それはカビ・・・
レザーの天敵ですね。
出典→ファッションアイテムのお医者さんDr.ウォッシュマンの診察日記
本当ちょいとほっとくとすーぐ拗ねちゃうんだから。
そう。
恋人と相対してるがように対応してあげないと
恋人との関係にヒビが入るがごとく
レザーってのはすぐ生えます。カビが。
ってまぁそんなしょっちゅう
手入れしなくてもいいんで、
年に1~2回はしっかりメンテナンスしてあげましょうね。
給料はたいて買ったあのジャケットが・・・
いざって時に履いてた勝負ドレスシューズが・・・
気に入ってたけど
カビなんか生えちゃった日にゃ
ショックも拭えませんね。
そうなる前に手入れを簡単でもいいから
定期的にしておくことがとても重要。
そんなレザーの手入れ方法をお伝えします。
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今回の目次
レザーアイテムを汚れ、カビから守る!
出典→http://rumicommon.exblog.jp
革はタンパク質が主な成分の天然物です。
ほったらかしにしておくと
革は硬化してきて痛み、
カビが生えてきます。
硬化した革は、
水っ気が無くなった荒野と同じ状況なので
例えばそんな状態で雨に濡れたり
飲み物が飛んだりして付けば
水分を一気に吸収してしまい
あっというまにシミになってしまいます。
こうなってはクリーニングのプロもお手上げ。
そのシミは一生残ります。
繊維の奥まで入り込んだ汚れは
強い洗浄剤を使わなければならず
それは革のコーティングを剥がし、
汚れは取れても
そこだけ浮いたような色合いになってしまいます。
つまりどうあがいても
一度入り込んだシミは元通りにはできないんです。
革は汚れや湿気にとても弱いため、
そうなる前に守ってあげなければなりません。
まずは
ブラッシングで汚れを落とす
出典→インタレスト
一日使った革製品は見えずとも汚れが付いています。
毎日が理想ですがそこまでやれとは言いません。
1週間、いや1か月に1回はブラッシングをしてあげましょう。
汚れを放置しているとカビの温床になります。
スムースレザー用ブラシ
通常の革製品ならこれで良いですが、
スェードやヌバックといった「起毛」している物は
専用ブラシを使う事。↓
スエード・ヌバックレザー用ブラシ
そしてそれと同時に行う事が、
クリーナーで汚れを落とす
出典→http://www.shotgun-shooters.net/
落ちにくい汚れにはクリーナーを使います。
スムースレザー用クリーナー
直接つけずに、
柔らかいタオルや
使わない眼鏡拭きなんかに付けて
塗っていきましょう。
コツとしてクリーナーは
うすーく伸ばすように
力はあまり入れず
汚れを落とすように円状に擦るのが良いです。
あまりたくさん付けると
クリーナーのシミが出来てしまうので注意です。
スエード・ヌバックレザー用クリーナー
堅めの消しゴムのようなもので
これで擦って汚れを落とします。
また、
栄養も与えられ色調も整えられる
無色のスプレータイプも良いです。
毛並みも整うのでこれ1本で色々対応できます。
仕上げに、
防水加工を施す
出典→世界の筆記具ペンハウス
キレイになったら最後に防水加工を施しましょう。
防水スプレーには防水効果はもちろんのこと、
油分からも守り、
汚れも付きにくくなる効果もあります。
最後にシュッシュッとしてあげるだけでいいです。
上記の物はスムースレザーから
起毛レザーまで幅広く使えます。
レザーに使うクリーム・オイルのオススメ
人間の肌が何もしないと
ガサついていくのと同じで
革には適度に栄養を与えてあげることが大事です。
そのために必要なものが「クリーム・オイル」。
これもたくさん種類があってどういう物を使えばいいか
分からないって方にオススメを紹介していきます。
レザーメンテに使うクリーム・オイルでオススメなもの
・ブリオレザークリーム
植物性油で、
光沢の出方、防カビ、エイジング効果
がどれもバランス良く出ます。
一番使いやすいかも。
・ミンクオイル
動物性油で、
革の色合いを早く深めたい方にオススメ。
なのでヌメ革との相性が特に良いが、
その他の革にも十分効果を発揮してくれる。
ぬめりけが強いのでメンテ後の湿度管理には注意。
また革を柔らかくする性質もあるため、
硬すぎて早く柔らかくしたいレザーにも良い。
逆を言えば硬いままにしておきたいものには不向き。
・馬油
元は切り傷や肌荒れに効果がある
お馬さんの油でした。
人の皮に使えるんだから
レザーにももちろん使えちゃいます。
光沢感や使用感等、
個人的には使いやすく一番好きです。
またこちらの紹介した物は無臭タイプなので
臭いを気にせず使えます。
クリーム・オイルの使用方法
使用方法は基本どれも同じでまず初めに、
1.革の汚れを落とす。
ブラシで隙間に入った
ゴミや汚れを落としていきます。
2.革にクリーム・オイルを塗っていく。
専用布が無い場合は、
スポンジの柔らかい方とか
柔らかいタオルでもOKです。
3.から拭きで磨く
全体に馴染むようにから拭きで磨いて完成。
油分が汚れ等から守ってくれます。
また油を入れることによりエイジングも加速。
その人の物だけの「アジ」になっていくのです。
もしカビが生えてしまったら
出典→革水
気を付けても生えちゃうことってあるんですよね。
つい・・・うっかりなんだスマン。
一回生えてしまったら革の奥深くまで
根を生やしていることがほとんどで、
完全修復は難しいかも。
ですが、改善例もあるのでそちらをご紹介。
1.カビを拭き取り日光で天日干し
太陽光で菌が死滅することを祈りましょう。
軽度の場合だとこれで直る場合も。
2.思い切って洗ってみる
洗えるタイプなら思い切って洗っちゃいましょう。
中には臭いが取れ、改善されるケースも。
これは最終手段ですね。
この二つです。
元々カビが生える前からのケアが大事なんです。
温度、湿度、栄養が揃うとカビは生まれ出でます。
極力湿気を与えないためには、
「換気」
これが一番重要です。
クローゼットの中や
靴箱など、
定期的に開けて喚起するだけでも
全然違いますよ。
濡れてしまった時は
急な雨で!!
予報では降らないって言ったでしょ!
よしずみぃいいーー!!!
・・・なんてアクシデントは人生良くあるもので。
大事にしてた靴が濡れてしまった時は、
もちろん水分を抜くことが重要なので
タオルか何かで拭きますよね。
ですがゴシゴシ拭くのは厳禁!
繊維の奥に余計に入り込んでしまうので、
「拭く」というより「たたく」
これが正解。
出典→革水
ポンポンとたたくように水分を抜いてあげること!
そして陰干しして乾燥させます。
間違ってもドライヤーとかで
熱で乾燥させるなんてコトしちゃだめよ!!
型が変形する元で余計ひどくなっちゃうから!
わかった!!?
まとめ
お疲れ様でした。
今回は私が実際に行っているケアばかりで
個人的に使いやすかったものとかを紹介しました。
革にも様々な種類があって本来であれば
その種類ごとに効果的な手入れ方がありますが
正直全てを把握するのは難しいです。
基本的な事はここで書きましたので
これらを参考にしてもらえばいいかと思います。
(あくまで個人的に行ってるケアなので何かあっても責任は負いませんのでよろしくお願いしますね。)